代表のつぶやき更新しました。

昨年の暮れから異業種の社長様との懇親会に積極的に参加して沢山の知恵と勇気を分けて頂いた気持ちで胸が熱くなりました。なかなか行動に移れずに悩みましたが、ようやく重い腰をあげられそうです。会社を起業した理由は建築関係の職人(Artisan)は収入が不安定で家を購入する時にまとまった資金の借入れがとても大変です。現在も私の同期で持ち家もなく借り家住まいの仲間が多くいます。せめて私と一緒に働くまわりの仲間たちだけでもマイホームを持たせてあげたい。そんな気持を持ち続け前向きに日々を送り続けると新卒の社員が増えて喜びを感じると同時に、社員になったアルチザンの将来はどう変わっていくのだろうか。。と自然と考えさせられる様になりました。 「モダン・アルチザンの社員で働けて良かった」「モダン・アルチザンと一緒に仕事ができて良かった」と思って頂ける様にです。私の経営理念は「お客様や施工業者様との出会いを大切にし一緒に若い職人を育てたい」そう願っております。世の中も日々変化し続けています。モダン・アルチザンもその変化に対応し続けなければいけない。そんな強い気持が今まで以上に感じられるようになりました。

①社員の将来を考えてみた。・・・私の親方世代はバブルで景気も良くアパートを所有し老後も家賃収入で食べていける。モダン・アルチザンは厚生年金に加入しているものの老後は大丈夫だろうか?

②職人の確保・育成について・・・今まで同様ものつくり大学の卒業生だけでで良いのか?

③モダン・アルチザンを知って頂き、互いに協力し合い新たな事業に結びつける事は難しいのか?・・・人材育成・新しい形の雇用など

以上の①~③を踏まえて株式会社モダン・アルチザン(現代的なの職人の会社)は次のような行動に移る事をはじめました。

①職人の終身雇用について話し合いました。自社で設備物件を購入し新卒と同時に借りてもらいます。イメージとしては協同生活です。現代的な表現でシェアハウスです。15年で返済を前提で(投資物件扱いになると融資が難しくなるため)返済が完了したら退職後は再度一部屋を無料で使用できる様にします。*1階に隠居スタッフ、2階に現役スタッフが住むことによって、これからの高齢化社会を考えた場合に見守り感やコミニケーションといった理想的な生活環境かと思っています。(犯罪や事件・事故を未然に防ぐ)

生活環境の変化の対応策(家庭を持つなど)については②③につながります。手狭になった部屋から引越しても良いですし一軒家を上下左右のメゾネットにリフォームして更に所有面積を増やす選択もありです。これを望みます。社員は職人ですから。23歳で入社して38歳まで自社物件に住み使用してもらえれば引越し後から後輩の部屋の賃料を給料や老後の生活の足しにできる様に考えています。勿論っ込どころはありますが、モダン・アルチザンがこれからの職人育成と永く貢献してくれたアルチザンでひとつになり新しい職場・生活スタイルを築き上げる所存です。

②は近年DIY女子と耳にする機会がよくあります。女性も建築に興味を持ちながらも現実的に難しいとされていますが本当でしょうか?適材適所を見直して女性でも活躍できる環境にすれば、職人不足の解消に繋がるのではないでしょうか?色々とクリアしなければいけない事はありますが、もし、モダン・アルチザンの職人の終身雇用にうまくあてはまれば①が大変良い方向に現実的なものになると確信しております。理想は月日が経ち出逢いの少ない建設業ですからその中で男女が理解し合い、きっかけとなり新しい家庭ができれば幸いです。

③モダン・アルチザンはお客様や仲買業者様に、これからの住宅・建物はどうあるべきかを私の見立てではございますが、高齢化社会や海外のお客様に対応がしやすいプランをご提案させて頂ければと思います。(現在プランニンング中)また関心、興味がございましたら是非、アドバイスや力添えをお願い致します。これから来る現実に対応した住宅・建物が弊社Modern-Artisanのプランだと確信しております!!

2018年02月27日